号泣した少女漫画

こないだの話の続き。「号泣 少女マンガ」で検索すると、「少女マンガ好きに100の質問」というテンプレートへの回答がわんさか出てくるので、飽きるまで集計してみた。

マンガ別
摩利と新吾木原 敏江4票
BANANA FISH吉田 秋生3票
生徒諸君!
庄司 陽子3票
笑う大天使「オペラ座の怪人」川原 泉3票
ベルサイユのばら池田 理代子3票
ふしぎ遊戯
渡瀬 悠宇3票
キャンディ・キャンディいがらし ゆみこ, 水木 杏子2票
OZ樹 なつみ 2票
訪問者萩尾 望都2票
星の瞳のシルエット柊 あおい2票

意外と知らないのが多い。しかも第1位の「摩利と新吾」なんてまったくノーマークだった。何コレ?

作者別
木原敏江8票
吉田秋生, 庄司陽子, 川原泉, 池田理代子, 渡瀬悠宇, 萩尾望都3票
いがらしゆみこ, 高屋奈月, 樹なつみ, 清水玲子, 太刀掛秀子, 大島弓子, 竹宮惠子, 渡辺多恵子, 柊あおい, 碧也 ぴんく, 羅川真理茂2票

作者別になると木原敏江はダントツのトップだ。もっとも一人で複数作品名を挙げていた人がいるのが影響しているが、それでも単独1位だ。こうなるとなんだかスゴそうだ。ぜひ読まねば。

大島弓子なんか名前を聞いただけで涙が出てきそうなんだが、作品が「水の中のティッシュペーパー」と「綿の国星」に分かれてしまった。

無回答の人も多かったのは、そもそも「号泣」という課題が悪いのかも知れない。マンガ読んで号泣なんて滅多にないだろう。ホロリならあるかも知れんが。なにはともあれリストができたので、まずはこの辺から攻めていこうと思う。

注:リンク先は基本的に現時点で入手可能なもので、シリーズなら第1巻。川原泉「オペラ座の怪人」は「笑う大天使」に収録。花とゆめコミックス版では同3巻に収められていたが、現在入手容易な文庫版では2巻に収録。ここでは文庫版2巻にリンクしている。

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純愛ブーム

いまさら私が取り上げるまでもなく、世の中純愛ブームなんだそうだ。「世界の中心で、愛をさけぶ」「冬のソナタ」「電車男」などなど。なんでも純愛ブームは戦争と関係があるらしい。前回のブーム「東京ラブストーリー」「101回目のプロポーズ」等のときにはまさに湾岸戦争まっさかり。世の中不安になると純愛に頼りたくなるという単純な構図。そんな時代のムードに私も見事に乗り、純愛で泣きたい衝動にかられている。

純愛ブームと戦争について取り上げた番組は何のことはない「オレンジデイズ」の番宣だったわけだが、私は全話観てしまった。北川悦吏子という作家がなぜ以前と似たようなテーマ(聴覚障害者の恋愛を取り上げた「愛していると言ってくれ」)に取り組んだのかという興味も強かったが、どうも単純に彼女の描く恋愛ドラマにそもそも弱いということらしい。予定調和で終わった最終回ではどうも号泣というわけにはいかなかったのでちょっと物足りない。

中学生の頃号泣した映画に三浦友和・山口百恵の「絶唱」というのがある。これは本当にもう、文字通り号泣だった。先日テレビで放映したのを録画してあるのだが、なかなか落ち着いた時間を作れなくてまだ観られないでいる。昔通り今でも泣けるのかどうか楽しみだ。

そういった流れで最近泣ける少女漫画を探している。自分の記憶をたどってみると号泣したものというのはないが、ホロリときたのでは聖千秋「いつも上天気」がある。なんでこれだけがスッと自分の懐に入ってきたのかはよくわからないが、とにかく心に残っている。

今日は雨降りで近所の古マンガ屋がスタンプ2倍なので何か買って帰ろう。ねらい目は「いつもポケットにショパン」あたりか?こうして自分の興味の向く方向を整理してみると、もしかしたらピアノを弾くヒロインに弱いだけじゃねえか、っつう話もある。でも「仔犬のワルツ」にはまったく心ひかれないのは恋愛モノでないからかね?

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ポイポイダー

あああ。ゴールデンウィーク充実しすぎてブログなんて忘れてたよ。なんて健康的な。

久々にボーッとしながらテレビつけてみたら絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイクとかいうアニメ(なんちゅうややこしい名前、絶対覚えられん)をやってた。イルカが水密服(?)を着て陸上を歩きまわる妙なキャラが登場。カワイイのにしゃべり方が実に漢らしい。なんとなく萌え。

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